毎年5月は、3回生向けの学生実習の時期です。今年度の3回生実習は5名が登録してくれました。にぎやかで活気のある雰囲気の中、実習が進んでいます。
松下研の実習では、遺伝子のクローニングや発現量解析、ウエスタンブロットなどのDNA・RNA・タンパク質の基礎的な取り扱いに加え、蛍光顕微鏡を用いたイメージング技術についても学びます。分子生物学の根幹をなす技術を、実際の作業を通じて学ぶプログラムです。
昨年度までは植物を主に使用した実習内容でしたが、今年度は酵母の遺伝子発現解析やタンパク質の細胞内局在観察なども実習に取り入れています。
顕微鏡観察のパートでは、実習に先立って松下教授が予備実験を行いました。学生が安心して実習に取り組めるよう、細部まで準備されています。

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